有効打突


有効打突とは
 有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位をは筋正しく打突し残心あるものとする。
 
 「刃筋正しくとは」とは、竹刀の打突方向と刃部の向きが同一方向である場合。
 
 「 竹刀の打突部」とは、物打ちを中心とした刃部(弦の反対側)。

 「打突部」とは、面部(正面および左右面)・コテ部(左小手および右小手の筒部)・胴部(右胴および左胴)・突き部(突き垂れ)。

 中学生以下は突きは禁止となっている。

  ◎次の場合は有効とする。

・竹刀を落した者に、直ちに加えた打突。

・一方が、場外に出ると同時に加えた打突。

・倒れた者に、直ちに加えた打突。

  ◎
次の場合は有効としない。

・有効打突が、両者同時にあった場合(相打ち)。

被打突者の剣先が、相手の上体前面についてその気勢が充実していると判断した場合。